しがすまWEBをご覧の皆さま、こんにちは。ミンです。(・∀・ )
みなさまは、今年、どこかへ紅葉を見に行く予定をたてられましたか?
滋賀県には比叡山や三井寺、永源寺…などなど、紅葉の見どころがたくさんあります。
石山寺も、有名な紅葉スポットのひとつです。
そんな石山寺の門前に、
甘味喫茶を併設する和菓子店『茶丈藤村』(さじょうとうそん)さんがあります。
店名と建物のしつらえは、かつて石山寺に寄宿した島崎藤村にちなんでいるそうです。
ここの名物といえば、『たばしる』です。
薄くやわらかい餅の中に、粒そのままの小豆と、香ばしいクルミをくるんだお菓子です。
『たばしる』の名は、
石山寺で俳聖・松尾芭蕉が詠んだ
「石山の石にたばしるアラレかな」という俳句からつけられたそうです。
その句意は・・・
「石山寺の珪灰岩に勢いよく降っては、はじけ飛び散る霰(アラレ)のさまは、
目にも耳にもなんと心地のよいものだろう」
この句を表現してつくられた『たばしる』。
見た目は石のような色合い。中には粒そのままの小豆や香ばしいクルミが入っています。
一度食べてみると、わかる気がしますよ(*´ー`*)
この『たばしる』、TV番組や、さまざまな雑誌で紹介され、人気急上昇。
入手困難な時期もあったそうです。
石山寺に紅葉を見にいかれる際には、是非たちよってみてください。
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