最近、広告でよく目にする建物・住宅性能の表示について。
以前は、ハウスメーカーや不動産会社自身が独自の基準で性能表示を行い
その項目もバラバラでした。そのため、一般の人には非常にわかりにくく
、比較・検討することもなかなかできませんでした。
そこで、現在は「品確法(住宅の品質確保の促進等に関する法律)」によ
り項目を決め、性能表示の基準を設定し、ハウスメーカーや不動産会社で
はなく、国土交通大臣により登録を受けた会社や機関だけが評価を行うこ
とになっています。
その項目は、以下の9項目となります。
①構造の安定
②火災時の安全
③劣化の軽減
④維持管理
⑤温熱環境
⑥室内空気環境
⑦光・視環境
⑧音環境
⑨高齢者対応
ただし、これらは義務付けられているものではなく、任意のものです。また、
評価をうける場合、一戸建てなら10万円~15万円位の手数料が必要で、評価
書類を作成してもらうのにも費用がかかりますのでご注意ください。
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