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上棟とは
マイホームの建物の基礎・土台が出来上がり、柱、梁(はり)、桁(けた)
などの骨組が完成後、屋根の骨組の天辺に水平に取り付け
られる木材・棟木(むねぎ)を設置することです。
棟上げ(むねあげ)と呼ぶこともあります。
上棟式とは
その時に行う儀式で、本来は建物の守護神と匠の神を祀って、
上棟までの工事が無事終了したことに感謝し、今後も災い無く建物の
建築が進み無事に完成することを祈ります。
最近では、前回にお話しました「地鎮祭」と同じく、
上棟式を行わない人が増えてきています。
正式な上棟式をするには、神主を招き、神事を行い、親戚やご近所
の人を招待して餅撒きや直会(なおらいと言う宴会)をするなどと
大変な労力と出費が必要となるからでしょうか。
現在の上棟式は、「儀式」というよりも施主が大工さん達をもてなす
「お祝い」の意味が強く、略式でする人が多いようです。この場合、
神主に来てもらうことは非常に少なく、現場監督や大工の棟梁が司会
をして式をすすめることがほとんどです。
略式での上棟式にかかる時間は式後の宴会を除けば20〜30分程度で、
一般的な費用は10万円〜30万円位が多いようですが、これも絶対こう
でなければというものではないので、ご自分の気持ち・予算に合った
もので行えば良いと思われます。
費用の中で、一番気を使うのが「ご祝儀」ですが、この金額は地域や
施工会社によっても異なり、会社によってはご祝儀を断る場合もあります。
余計な出費や労力を使わないですむように、前もって施工会社に相談
や確認をすることをおすすめします。
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